緑内障の日常生活で注意することは?
守るべき!眼圧を上げないための4つの基本事項
- 点眼を忘れず、定期的に受診して検査を受ける
- 他の医療機関や市販の薬に注意する
- 眼を使かったら「カラダを休ませよう」
- 気になることは主治医に相談する
眼圧のコントロールは生涯にわたります。「面倒だから」とか「どうせ治らないから」と勝手にやめないようにしましょう。
他の医療機関では、緑内障であることを医師に伝えましょう。お薬手帳を持参するとよいです。また、緑内障には禁忌の薬があるので注意しましょう。
目を使って疲れたら無理をせずに、ゆっくりカラダを休ませましょう。ストレスは眼圧を上げる要因となるので禁物です。
夜中にせきが出るようになった、階段で息が切れるなどは、ぜんそくや心疾患などの副作用かもしれません。些細なことは何でもドクターに相談しましょう。
注意すべき!日常生活で眼圧が上がってしまう場面
ケースごとに見ていきたいと思います。
- 飛行機
- コンタクトレンズ
- 運転
- 激しい運動
- レーシック
- 読書
飛行機にのっても大丈夫です。機内は圧力を調整するため地上よりも低い気圧に設定してあるので心配はいりません。
コンタクトレンズで眼圧は上がりません。
ただ点眼後5分以上たたないとレンズを装着できないため、眼鏡の方がよい便利かもしれません。
緑内障でも、法的には運転できます。ただ、夜間の運転は事故のリスクが高いので控えたほうがよさそうです。(程度によります)
法的な運転と視力
法的に問題なく運転するためには両眼で0.7以上、片眼で0.3以上の視力があるか、片眼0.3未満でももう片眼が0.7以上で視野が左右150度以上あることが必要です。
激しいスポーツはは眼圧を上げます。また手術によっては、水泳が制限されるものもあります。(線維柱帯切除術)
ただし、適度な運動は血液循環を良くなり眼圧を下げます。
レーシックは施術時に強い圧力がかかり、術後に眼圧が低くなるため受けられません。ただし、症状が安定していれば受けられる場合もあります。(医師と相談しましょう。)
読書を長時間やって眼を酷使しないようにしましょう。字が細かいときはライト付きルーペが便利です。
※アントシアニンと緑内障の関係
アントシアニンが緑内障の防止に効果があるかどうかは分かっていません。
現段階では注目されているに過ぎない栄養素ということになるでしょう。
実際にもその検証が進められている最中です。
でも、そんなの待ってられないですよね。
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