視覚のハンディを埋めるロ-ビジョンケア
ロービジョンケアとは、残された視野や視力を活かし、より快適な生活がおくれるように支援する医療や福祉のことをいいます。
視野が狭くなると、趣味や外出を諦めて生活が消極的になりがち。カンタンな工夫や視覚補助具でグッと快適になるのに、もったいないことです。
ここでは視覚のハンディを埋める機能やグッスを紹介します。
白黒反転機能
黒地バックにした白い文字はとても見やすいです。
- コピー機の白黒反転
- インターネットの白黒反転
黒い紙に白いペンで書き、それを反転コピーすれば人に渡せます。
Google Chromeの場合、
拡張機能の【High Contrast】を使用→【+無料】をクリックしてインストール→上部ツールバーにボタンが表示されるので【Default color scheme】から好きな設定をクリック。
スマホはauのアンドロイドの場合、
設定→ユーザー補助→反転レンダリング。
ただし画像は反転しないため、見づらくなります。
タイポスコープ
本を読むための黒地に1行分のスリットが開いているグッズです。まぶしさが抑えられて読みやすくなります。黒い画用紙でカンタンに自作できます。
ホームセンターや100円ショップにあるもの
100円ショップで売られているものはアイデア次第でさまざまな使い方ができます。ポイントは、コントラストをハッキリさせること。
たとえば、カラフルなまな板やカップ、黒地に白文字のカレンダーなどがよいでしょう。
そのほかにも、
- 老眼鏡や拡大鏡
- カラーテープ
- 凸点シール
- 適量でる醤油さし
- 音声時計
- サンバイザーや帽子
度数があえば使えます。
コンセントや電灯のスイッチに貼りましょう。
家電製品のスイッチに貼るとわかりやすいです。
ボタンで適量の醤油が出てくる醤油さしが便利です。
音声で時刻を知らせてくれます。
外出する時はサンバイザーや帽子でまぶしさを調整しましょう。
ライト付き拡大ルーペがおすすめ
手元を照らす、明るさが調節できるライト付き拡大ルーペがとても便利です。たとえば振り込み用紙など、字が小さく、色(薄いブルーや赤)が見えづらいときに大活躍します。普段から持ち歩いていれば出先でも使えます。
タブレット端末
タブレット端末には、文字の拡大、白黒反転、音声読み上げといったさまざまな機能がそなわっています。
外出先でもバス停に表示されている時刻表やレストランのメニューなどを写真に撮って拡大すればわかりやすいです。
盲学校ではタブレットで生き物を写真に撮り、拡大して観察する授業を行っています。
視覚補助具に比べて安価で、コンパクトです。
※アントシアニンと緑内障の関係
アントシアニンが緑内障の防止に効果があるかどうかは分かっていません。
現段階では注目されているに過ぎない栄養素ということになるでしょう。
実際にもその検証が進められている最中です。
でも、そんなの待ってられないですよね。
早め、早めに手を打ちたい方はここから手に入ります。