緑内障の予防に!ほうれん草とにんじんがおすすめ
緑内障を防ぐには食べものに含まれる硝酸塩を多く摂ると良い、とアメリカの研究グループが発表しています。
硝酸塩とは、血管を拡張させ神経伝達をスムーズにする一酸化窒素を生み出す物質で、色の濃い野菜(緑黄色野菜)の特に葉野菜に多く含まれています。
硝酸塩を多く摂ると初期の緑内障リスクを下げる、つまり緑内障にかかりにくくする効果があるそうです。
しかし一方で硝酸塩はアミノ酸と反応して発がん物質を生み出す作用があります。
発がん物質を生み出さず、一酸化窒素の生成だけを効率よく摂取するには、他の抗酸化作用のある食べものと一緒に食べることです。
抗酸化成分が発がん物質の生成を抑え、一酸化窒素の酸化も防いでくれます。
だから、
【硝酸塩を多く含む色の濃い葉野菜】+【ビタミンCやE、ポリフェノール、カロテンなど抗酸化物質を多く含む食べ物】を一緒に摂るのが良い
というわけです。
おすすめは!【ほうれん草】+【ニンジン】がおすすめの組み合わせ
硝酸塩を多く含む色の濃い葉野菜の代表はほうれん草です。そして組み合わせ素材としておすすめは、抗酸化作用のカロテンがたっぷりの緑黄色野菜、にんじんです。
どちらもお馴染みの、手に入りやすい使い勝手の良い野菜です。3日に1回食べるより1日に1.5回食べる方が緑内障リスクが半分近くまで下がるというデータがあります。
特売日にちょっと多めに買っておいて、どちらもゆでてストックしておくと便利です。冷蔵で3~5日、冷凍すればもっと長持ちします。
アレンジ自在!ほうれんそうとにんじんの肉巻き
ストックしておいたゆでほうれん草とにんじんを、軽く塩コショウした薄切り肉でクルクルッと巻いただけ。野菜だけでは敬遠されがちでも肉と一緒なら喜ばれる一品になります。一度にいろんな栄養がバランスよく摂れるうえ、色合いもキレイなのでお弁当にもおすすめです。
- 4㎝くらいの拍子切りのゆでにんじんと同じくらいの長さのゆでほうれん草を用意します。(この長さで予めストックしておくと便利です。
- 豚の薄切り肉(牛肉や鶏肉でもOK!)を広げ、軽く塩コショウして1.を芯にして巻きます。
- フライパンに油を少し入れ、2.を焼いて出来上がり。醤油とみりんを1:1の割合で入れて照り焼き風にしてもおいしいです。
焼かずに小麦粉・溶き卵・パン粉を順につけてフライにするとボリュームが出ます。逆に少しお酒を振ってラップをかけて電子レンジでチンすればヘルシーになります。
※アントシアニンと緑内障の関係
アントシアニンが緑内障の防止に効果があるかどうかは分かっていません。
現段階では注目されているに過ぎない栄養素ということになるでしょう。
実際にもその検証が進められている最中です。
でも、そんなの待ってられないですよね。
早め、早めに手を打ちたい方はここから手に入ります。